みなさん、こんにちはMr.バイセップスです。
筋肉は回復して育てる、ジムにはプログレッシブオーバーロードを達成しに行く、という筋トレの大原理のことはみなさんなんとなくわかっていると思います。
実はこの二つは密接な関係を持っています。
回復する期間=プログレッシブオーバーロードを達成するための準備、として捉えることができます。
ここで見えてくるのが本質的な回復の意味です。
本日の記事では筋肉では回復することが重要と何度も強調していっていますが、それの実践編についてご紹介します。
ここまで読んで何のことを言っているのかさっぱりわからないという方はまずは基礎を学びましょう。
プログレッシブオーバーロードの重要性、トレーニングから回復することの重要性について詳しくご紹介していますので、まだご覧になっていない方はこちらからどうぞ
回復の実践
・よくある疑問への回答
・オフ=次のトレーニングの準備期間
よくある疑問への回答
筋トレを始めたばかりの頃は多くの情報に右往左往し、何となく聞いたことある、や好きなインフルエンサーの言うことを盲信しがちです。
ここでは、原理をもとによくある疑問への理解を深めていただきたいです。
筋肉痛の時は休むべきなのか
筋肉痛の時はトレーニングを休みましょう。
筋肉痛の際少しその部位を動かしただけでもかなり激痛ですよね。
その状態でプログレッシブオーバーロードを達成できると思いますか?前回の自分の記録を超えることはできるのですか?
おそらく多くの方の答えはNOだと思います。
確かに筋肉痛の際は軽く歩く程度の有酸素運動が良いと推奨されますが、筋トレなどの無酸素運動は言語道断です。
もちろん、筋肉痛でも自分が満足できるトレーニングが問題なくできているのならトレーニングをしてもいいと思いますが、おすすめはしっかり回復することです。
筋肉痛が関与しない部位、例えば脚の筋肉痛を感じている時は、脚をほとんど使わない腕、肩、胸などの部位を鍛えるのは問題ないです。
プロテインは飲むべきか
残念ながらプロテインは筋肉を増やす魔法の粉ではありません。
始めたばかりの頃は筋肉=プロテインで飲んだだけですごいやってる感が出ますが、必須ではないです。
但し、回復という面では非常に有効です。
みなさんご存知の通り筋肉の主成分はタンパク質です。材料となるタンパク質が不足していれば筋肉はつきません。
しかしタンパク質は意識して摂取するのは意外に難しいです、そのためのプロテインです。
「日々の食事であんまりタンパク質意識していないな」と感じる方はプロテインパウダーを摂取した方がいいです。
ジムに通わず自宅での自重トレーニングでも効果はある?
十分効果はあります、ただ自重でのトレーニングには限界があります。
特に筋肥大をすることが第一優先の場合効率が非常に悪いです。
もちろん意味なくはないですが、あまりおすすめできない理由としてプログレッシブオーバーロードがしづらいからです。
例えば、胸筋を付けたかったとしてプッシュアップを始めたとします。
最初の1ヶ月毎日10回したとすると、それは大きな刺激ですのでだんだん筋肥大します。
そしてプログレッシブオーバーロードを達成するために、毎日1回、2回と増やしていったとします。
そう考えると効率的に見えますが、どこまでも際限なく回数を伸ばすのは現実的な可能性が低いです。
というのも100回プッシュアップしたら筋肉には余裕があっても息が上がったり関節が痛くなったり他の要因で続けづらくなるからです。
どうしても効率が悪いですよね。
オフ=次のトレーニングの準備期間
これまで睡眠や休息の過ごし方、栄養について少し情報を発信してきましたが、全てはこれに帰結します。
トレーニングをしないオフの日は次のトレーニングでプログレッシブオーバーロードを達成するための準備期間なのです。
もし、トレーニングの際にプログレッシブオーバーロードが達成できなかったらそれはオフの過ごし方に問題があるということでしょう。
例えば、前回のトレーニングではスクワット50kg10回できたけど今回のトレーニングでは50kgが8回しかできなかったという場合、食事はしっかり摂っていたか、睡眠はちゃんと適切にできていたのかを見極める必要があります。
まとめ
本日はこれまでのおさらいをしました。
睡眠、休息、栄養は全て筋肉を回復させより強く成長させるために欠かせない要素です。
そして、休息の時間は全て次のトレーニングでプログレッシブオーバーロードを達成するための準備です。
地道ですが決して侮らないようにしましょう。これが一番早く成長するための筋トレの原理になります。
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など、全ての目標を持って筋トレを始めようと思っている筋トレ未経験者の方に向けて、筋トレの正しい情報発信を心がけ、私の経験と科学的根拠を紹介しつつ成功に向けた道を示します。