皆さんこんにちは!Mr.バイセップスです。
筋肉が成長するメカニズムについてご存知でしょうか。
筋肉は放置しているだけでは勝手に成長するわけではありません。
実は、しっかりとした科学に基づいています。
本記事では、筋肉がどのようにたくましく、ムキムキに成長するのか、
その秘密を解き明かします。
筋肉が成長するプロセスについて理解していると、より効率的に筋肉をつけ、体脂肪を落とすことができます。
本日の記事は内容が大変真面目で、少し難しくなっています。
しかし、なるべくわかりやすく解説いたしました。
是非ご一読よろしくお願いします。
筋肉が成長するメカニズム
環境適応能力と筋トレ
人間は、長い進化と生存の過程を経て非常に高い適応能力を持っています。
人によって差異はあるものの、気候や食事の多様性への適応は人間が長い時間かけて獲得したものになります。
筋肉の成長プロセスも柔軟に適応して続けているのです。
筋肉は自らの意思に関係なく環境に適応する優れた能力を持っています。
つまり、
筋肉に対してストレスを与え続けると、
そのストレスに対して筋肉は耐えようと強く成長しようとするのです。
これぞまさに筋肉が成長するプロセスです。
筋トレは筋肉にとってストレスなので、それに適応しようと筋肉は強くなるのです!
筋トレの必要性
この反応を利用して対象の部位を成長させるのが、
筋トレです。
筋トレは筋肉にとっては継続する人為的ストレスですので、筋肉はこのストレスに適応しようとして強くなります。
そして、
成長させたい対象の部位に対して筋トレを行うことで筋肉を刺激し、成長を促します。
それによって理想の身体を得ることができるのです。
ポイントは、筋トレによって特定の筋肉の適応能力を刺激することです。
普段の生活で受けている弱い刺激よりも遥かに強い刺激を与えることが筋肉を成長させる上で不可欠なのです。
筋肉がストレスを感じなくなったら
筋肉は優れた環境適応能力を持っているが故に起こる弊害もあります。
それは筋肉を必要としない期間が続けば、その環境に適応してしまうことです。
例えば、
宇宙飛行士の方々は、長い期間無重力生活を送ることになります。
無重力ということは、文字通り、重力に逆らう必要がないということです。
つまり、脚の筋肉を使って歩く必要がないのです。
彼らは任務を終えて地球に帰還した時、彼らの身体の筋肉は無重力生活に適応してしまいます。
その結果、地球の重力に抗って立つことが困難になります。
これもまた、筋肉の適応能力の一貫なのです。
屈強な宇宙飛行士でも筋肉を使わないため萎縮してしまいます。
故にボディメイクをすると一度決めたら筋トレを継続することが大事になります。
筋肉の合成
タンパク質の重要性
多くのマッチョがタンパク質を愛している理由、それは
タンパク質は筋肉の材料
です。
人間の体内では日々、タンパク質を元に筋肉を合成しています。
この合成反応は、
筋トレやその他の運動に関係なく日々行われています。
故に筋肉を成長させるためには十分な材料を用意する必要があるのです。
筋繊維の再生
筋繊維とは、筋肉を構成する細胞の名称です。
実は、
筋肉は損傷と修復をひたすら繰り返しているのです。
筋トレによって筋繊維にストレスを与え筋繊維にダメージを与えます。
これによって筋繊維が損傷します。
しかし、
タンパク質を材料としてすぐさま損傷した筋繊維の修復作業にかかります。
修復作業の際に、筋肉の適応能力が働き、以前のストレスに適応するためにより大きく、強く修復されます。
以上が筋肉の成長メカニズムです。
筋肉は損傷、修復、適応を繰り返して強くなるのです!
まとめ
直感的に筋肉の成長のメカニズムについておわかりいただけたでしょうか!?
かなり簡略化した説明になってしまったので、それぞれの単元についてより詳しく解説する予定です!
最後に本記事でお伝えしたいことは、筋肉は筋トレなしでは成長はできないということです。
適応させるための強いストレス、すなわち筋トレをやることによってたくましい理想の体を得ることができます!
かっこいい体を手に入れてモテたい!好きな服が着れるようになりたい!
など、全ての目標を持って筋トレを始めようと思っている筋トレ未経験者の方に向けて、筋トレの正しい情報発信を心がけ、私の経験と科学的根拠を紹介しつつ成功に向けた道を示します。